任意売却の基礎知識contact us
当事務所では住宅ローンの返済が困難になってしまったお客様に任意売却のお手伝いをしております。
任意売却とは
任意売却とは住宅ローンなど銀行等から融資を受けて不動産を購入している状況の基で、債務が残っている段階で、融資を受けた金融機関に同意をしてもらい、不動産を売却する手続きのことです。
任意売却のメリットとリスク
メリット
売主側
- 競売にかかると新聞やインターネットに公告されて、自宅内部の写真を全国の人々に見られてしまうことになりますが、任意売却の場合には、秘密裏に売却ができます。
- 引っ越し費用をもらえる場合も多いため、売却後の生活をスムーズに始められます。
- 競売の場合には、落札した人がどのような方かわからないため、不安がありますが、任意売却の場合には買主があらかじめわかっているため、安心して売却できます。
買主側
- 物件にもよりますが、通常の価格の９割程度で不動産を取得できます。
リスク
売主側
- 売主側が売却価格を自由に決めるのではなく、債権者が最低価格を決めますので、物件によってはあまり安くならない場合があり、売却まで時間がかかる場合があります。
買主側
- 内覧の際には、債務者がまだ生活しているため、きれいな状況ではない部屋のを内覧することになる場合があります。
- 物件数があまり多くないため、買いたいと思ってもすぐには買うことができない場合があります。
任意売却（売る側の流れ）
１．お客様からのお問い合わせ
任意売却に興味を持っておられるお客様
債権者から催告書が届いてしまったお客様
競売にかかってしまったお客様はお気軽にお問い合わせください。
２．ご相談
ご相談は完全無料です。ご予約の上事務所にてご相談ください。
３．媒介契約の締結
任意売却を行ないたい、そのように考えられたお客様の場合、当社と不動産売買に関する媒介契約を締結していただきます。
４．物件査定書の作成
ご自宅を見せていただいた上、当社で物件査定書を作成いたします。
５．住宅ローン債権者に売買価格の問い合わせ
当社から住宅ローン債権者に対して、売買価格に関して問い合わせを行ないます。
とりわけ、不動産を売却しても住宅ローンを完済できない場合には、いくらであれば抵当権の抹消をしてもらえるのかをきちんと確認する必要があります。
６．買主の募集
お客様の状況によって、広告を出すか出さないかを検討して、インターネットに広告を出したり、内々に売却する場合には、当社のお客様に声をかけたりして、不動産の買主の募集を行ないます。
７．売買契約締結
買主の方が物件を気に入った場合には、売買契約を締結することになります。
８．売買代金精算
売買代金を買主から受け取り、住宅ローン債権者に支払う残債務や引っ越し費用、司法書士への支払い、仲介手数料の支払いを行ないます。
９．抵当権抹消登記・所有権移転登記
買主に所有権が移転しますので、司法書士が住宅ローン抵当権抹消登記と所有権移転登記を申請します。
１０．不動産引渡
買主に不動産を引き渡します。
通常は売買代金の精算までには、引っ越しを済ませていただいております。
※弊社では代表が司法書士を兼務しておりますので、不動産登記も含めて全面的にサポートいたします。
